フォト
無料ブログはココログ

天文

2018年7月 3日 (火)

夏の空

Dsc_1918
夏の夕暮れと言えば、積乱雲。頻繁に光っていましたが、稲妻は写りませんでした。

スマホで撮影した動画を編集しました。ブレブレですが稲妻が写りました

20180702_1
夏の夜空と言えば、天の川と夏の大三角、そしてさそり座。薄明終了から月の出まで1時間もなかったので、星見櫓BKで固定撮影してモザイク合成です。

Dsc_1933
夏の明け方と言えば・・・。こんな感じ?雲が無い方が夏らしいですが、新潟はまだ梅雨明けしていませんから、こんな物でしょうか。それにしても夜はスッキリ晴れません。

台風来るのかな?

2018年5月26日 (土)

星の細道

20170730_050941

Dsc_1269

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。櫓の上に生涯をうかべ、宇宙撮らえて老をむかふる物は、日々撮影にして櫓を栖とす。古人も多く櫓に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風を防いて、撮影の思ひやまず、海浜より移住し、去年の秋坪穴の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に天の川撮らんと、三脚の脚に躓き極軸をくるはせ、黄道光のまねきにあひて、撮るもの手につかず。古屋の破をつゞり、カメラの緒付かえて、三里に灸すゆるより、まずは次の新月心にかゝりて、住る方は人より譲りうけ、街灯が沢山写るに遮光シート数枚を櫓の柱に懸置。

 と、言う具合に、星見櫓と星見櫓BKを設置してしまいました。残念ながらBKでの南天限界には低空の透明度が悪いために未だ挑戦していません。梅雨があけたらBKの広角限界に挑戦してみようと思っています。

 BKの設置で星見櫓から西側の大部分が遮られる事になってしまいました。しかし、ここ十数年の自宅撮影で鏡筒を西側に反転して撮影を続けた事は数回しかありません。胎内は西側の空が明るい事や中途半端な時間帯に鏡筒反転作業をやると良く眠れない等の理由で子午線を跨いで鏡筒がぶつかる頃モーターの電源を切るという撮影スタイルになってしまったからです。加えてこの1年の星見櫓での撮影状況も考慮して、BK設置は星見櫓での撮影にそれほど影響しないと判断しました。

今の所、順調に使えていますが、唯一強度の問題で両者を完全に独立させる事が出来なかったので振動の心配はありますね。

2018年5月23日 (水)

VC200LのDeconvolution

New6
初めて撮影したNGC6384は何とも情け無い出来上がりでしたが、折角なのでVC200Lの解像度について検討してみようと思います。

スタック直後の元画像(左)では何となく星像は細長く4つの星が2個ずつで分離できていないようにも見えます。原因がピントなのかレデューサのバックフォーカスなのか、空なのか、ガイドなのか、星見櫓の振動なのか。もうちょっとVC200Lで頑張ってみようと思います。

それはさておき、

今回の画像処理では、本来ひし形の4つの星が最終的に右画像のように2つの星になってしまいました。Decoでは、いつも通り、DynamicPSFでモデルとなる星像を作成し、それを取り込んで処理するExternalPSF(右)を用いたのですが、その結果2つずつ癒合して歪な2つの星になってしまいました。

この原因はDecoに使用するPSF画像が大きすぎるのではないと思い、数値からPSFを設定できるParametricPSF(中)を使ってみました。値はDynamicPSFで出来た画像の1/3程度にしてみました。

どうでしょう?

何となく上2つの塊はヒョウタン型に見えなくも無い・・・下2つは明るい方の星が左上方向にちょっと伸びた感じに見えなくもありません。分離はしていませんが、縮小すると明らかな2つの星と言うより、4つとは言わないまでも3つの星があるようにも見えそうです。

VC200Lは何となく星にしまりが無いので、ExternalPSFを使ったDecoは画像全体では非常に効果的に感じられますが、基本星像が大きいために、解像度のギリギリの点では悪影響を及ぼしかねないという事が分かりました。見せ方によってはDynamicPSFも有効という気がします。

なんにしてももっと解像度の良い元画像が欲しい・・・

2018年5月17日 (木)

はくちょう座

20180515_swan
*
116枚からダメ画像を抜いて105枚で仕上げてみました。
*
沢山撮ってあれば、少々ロスしても大勢に影響ありません。空も良かったので、ノイズ感もありません。
*
「数は力なり」って感じがします。
 

小さくて暗い・・・

20180511_ngc6384

NGC6384 (2018.5.11と2018.5.15)  (約70%に縮小しトリミング)

VixenVC200L+レデューサ(1270mm), ATIK383L+

L:39枚、300秒、R:G:B=8:8:8枚、600秒
アトラクス改(K-ASTEC), QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5
私の撮影環境ではこの辺が1シーズンの限界露出だと思います。Lが3時間ちょっと、RGB合計で4時間。没の画像も含めると10時間程度撮影した事になります。新潟では新月期に2晩晴れれば良い方なので、次は来月。対象はその分西に移動するので、だんだん撮影条件は悪くなっていきます。それに他に撮りたいものの出てくるし・・・
このNGC6384は、小さくて暗くて色調も地味みたいですね。ネット上の画像を検索してもあまり派手な物は見つかりませんでした。せめて解像度がもう少し上がれば・・・。素人が手を出すと痛い目をみる対象みたいです。
今回はピントもガイドもかなり良い感じだったので、VC200Lの限界を表現出来たように思います。透明度や大気の状態でもう少し改善を望めるかもしれませんが、個人的には限界が見えた気がしました。

2018年5月16日 (水)

はくちょう座

20180515_swan1

Canon EOS6D改造機(ハヤタ・カメララボ)、carl zeiss Planar85(F1.4)F4

ISO3200, 90sec., 116枚、VixenGPD改(AGS-1L)オートガイド無し

昨晩は23時頃まで薄雲がとれませんでしたが、それ以降は比較的安定して晴れて天頂付近は良い空でした。低空の透明が良ければ、BKの南天限界を見るために天の川中心部付近を撮りたかったのですが、諦めて昨日のリベンジとなりました。お天気次第ですがモザイクも出来そうです。

薄明まで3時間近く撮れたので、ザックリ処理してみました。結構良さそうです。

今朝は携帯のアラームが鳴らず大幅に寝過ごしてしまいました。星見櫓で撮影していたアトラクスと鏡筒がぶつかっていると思い焦りましたが、奇跡的にすり抜けて動いていました。ラッキーでした。

2018年5月15日 (火)

夜霧よ今夜は

Img_0073
昨夜は会議が終わって22時過ぎに古屋君に帰りました。

帰り道は晴れていたのですが、胎内川沿いに山を上り始めると濃い霧が立ち込めています。家に着いてBKに登って見ると天頂付近は星が見えているので、昇り始めた白鳥座を構図に入れて放置。朝起きて200枚近い画像を確認してガッカリ。

これがベストショット・・・

天気予報では今夜も晴れそうです。夜霧よ今夜は勘弁して下さい!

Dsc_1532
日が昇って来ると幻想的な朝霧も消え、最高のお散歩日和になりました。



2018年5月13日 (日)

ドリズルを使ってみた

Drizzle_20180511_ngc6384_addmshalf
NGC6384
 
VixenVC200L+レデューサ(1270mm), ATIK383L+, L:300秒*39枚
アトラクス改(K-ASTEC), QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5
他にやることも無かったので再処理しました。枚数は十分なのでDrizzleを使って微細構造の抽出に挑戦してみました。ドリズルは2倍でDropShrink=80%で行いました。デコンボリューションの結果は若干前回より良いかな?程度ですが、MaskedStretch, LocalHistogramEqualizationを追加している分、前回より渦巻感が出ています。MSは30%で合成していますが、星の芯が見事になめられています。星像が小さくなるのは良いのですが、芯がなくなるのは困ります。MSは銀河部分だけに留めた方が良さそうです。
Drizzleを使う時はSigmaCripping出来ないので、CosmeticCorrectionでノイズを軽減していますが、若干の残ってしまいます。
解像度や画質は枚数を増やせばもう少し良くなりそうですが、とりあえず今シーズン中にRGBを撮影してカラー化してみたいです。
*
追記
*
左:SigmaClippingあり、CCなし
右:SigmaClippingなし、CCあり
*
New1
*
kさんのコメントを読んで試してみました。ImageIntegrationでSigmaClippingを設定すればDrizzle時でも使えました。
*
どこかで、Drizzle時にSigmaClippingをチェックしても無効になると読んだ記憶があったのですが、ひょっとするとBPPのIntegrationはDrizzle時に使わないのでSigmaClippingをチェックしても意味が無いという事だったのかも知れません。
*
SigmaClippingの効果は左右を比較すれば歴然で、この画像ではCosmeticCorrectionも必要無さそうです。
*
ついでに、
今回VC200L画像でDrizzleを使ってみましたが、そもそもアンダーサンプリングではない画像なので、Drizzleを使う意味も無ければ、効果も殆ど実感できませんでした。
*
「じゃあ何故そんな無駄な事を?」
*
「そこにDrizzleがあるからです。」

2018年5月12日 (土)

VC200L、レデューサ調整

New1

昨晩は透明度は最悪でしたし、日付が変わる頃には雲がかかる感じだったのですが望遠鏡を星見櫓に出しました。空が悪いのでBKはお休みです。去年は試し撮りをしないで大失敗だったので、VC200Lにレデューサを付けてバックフォーカスの確認をしました。対象はこれからしばらく東の空にあるNGC6384です。新潟でも運がよければもう一度くらい撮影チャンスはあるでしょう。例によって寝ながら撮影でしたが、午前1時過ぎまでは晴れていたようです。51枚撮影できました。

PIのSubframeSelectorで駄目画像を除いて39枚をスタックしてみました。概ね良好な星像です。風があり、フードを付けなかったために街灯の明かりが入り込みました。

DBEでカブリを除去した後、DeconvolutionとMLTで処理した画像のクローズアップです。

20180511_ngc6384_39
空の割には写っています。

この鏡筒ではちょっと小さな対象ですが、カラーで仕上げてみたいです。

2018年4月26日 (木)

VC200L再始動

20180421_m13_2

先日掲載したM13を再処理しました。最大のポイントはVC200L特有のぼんやりした星像に芯を出して引き締める事です。だったら、まず撮影時に回折像が90度になるようにしっかり合わせろ!と、自分でも思っています・・・。
中途半端な角度ですが、PixInsightではPSFを使ったデコンボリューションが出来るので、この手の処理には強い味方になります。
M57_lrgb_ha      トリミングあり
もう1つ、去年撮影したM57のHa画像をRGB合成するための画像を撮り足しました。Ha画像その物は存在が分かる程度で内部構造は全く分からないのですが、
VixenVC200L(1800mm F9)、ATIK383L+, Ha:10min.*21枚
      アトラクス改(K-ASTEC)、QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5
3時間ちょっとなので仕方ありません。
撮り足した分は、LRGB=49:5:5:5(120秒:300秒:300秒:300秒)です。
L画像は思ったほどの解像度は得られず、
Drizzle_integration_abe    トリミングあり

ドリズルしてデコンボリューションして、マルチバンドシャープしても、内部構造には全く歯が立ちませんでした。
空のせい!?
星見櫓のせい!?
鏡筒のせい!?
カメラのせい!?
ガイド鏡同架ガイドのせい!?
いいえ、たぶん私のせい・・・

より以前の記事一覧